27 Nov流産手術の流れと、体調の変化について

流産の手術から、早6日が経ちました。
この6日は、これまでの不妊治療の中で一番つらかったように思います。

今回、手術当日、翌日は痛みも出血量もほとんど気にならなかったのですが、
手術後の4~5日目に、激痛!で大変な思いをいたしました。
当日から今日までの流れをざっと振り返っておこうと思います。
(出血!痛い!などの話題が多いので、少し表現が強烈なところがあるかもしれません…すみません)

多分、私は、少し痛みが強いタイプのようです。
こんなに痛がる人はあまりいないようなので、特異な例として見てください。
だいたいは、流産手術後、そんなに酷い痛みはないようなので・・・・

今回、痛みの中で、自分と同じような人がいないか、ネットで検索しまくりました。
きっと今後、同じように「どうして自分だけこんなに痛いの?」という人もいるかもしれないので、
記録しておきたいと思います。
今後、流産手術を受ける方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

【手術当日】
杉山産婦人科では日帰りで流産手術を受けることができます。

前日夜22時以降、絶飲食で、そのまま朝8時30分に病院入り
子宮口を開くためのラミナリア(?)を入れて、1時間位そのまま待ちます。
ほかの方のブログで、これがイタイ!という噂がありましたが、私の場合は、全く痛みはありませんでした。
(過去の子宮ポリープ手術でも同じような流れでしたが、この時も痛みがありませんでした)

10:30頃 手術開始
11:00頃には麻酔から覚めて、リカバリールームへ移動
痛みを感じたため、座薬の痛みどめを入れてもらいました。
11:00~12:00 安静(爆睡)
12:00頃 軽食
手術後や採卵後に出る軽食です。
ミネラルウォーター、温かいウーロン茶、ロールパンのサンドイッチ2つ
サンドイッチの中身は、今回は「卵」と「ウィンナー」でした。ツナと卵の時も過去にはありました。
いつもとても美味しいので楽しみにしています。
12:30頃 「もし、体調が大丈夫そうだったら、そろそろ1Fで先生の診察を受けられますが、どうしますか?」と看護師さんに聞かれる。
今のタイミングを逃すと、次は14:00とのこと。
迷いましたが、痛みが引いていたので、1Fに行くことに。
もともと14時に迎えに来てもらう予定だった主人に連絡して、時間を早めて迎えに来てもらいました。
12:45頃 先生の診察
13:00頃 会計
帰宅後は安静に寝ていました・・・
特にこの日は出血も多くなく、痛みもありませんでした。

薬:抗生物質(トミロン)、鎮痛剤(ロキソート)、子宮収縮剤(パルタン) 夕食後から服用。

【手術翌日】
1日安静に、、、と思ったのですが、出血も多くなく、痛みもなかったため、
午後からずっと出来ていなかった部屋の掃除。
お茶碗洗い、トイレ掃除、掃除機かけ、布団のシーツやまくらカバーなどもガシガシ洗って干して・・・
ちょっと無理をしすぎてしまいました・・・。
夕方以降、出血が増え、腹痛も。
夜中になり、腹痛の後、大出血。袋状っぽいものと、白っぽい塊のようなものが出てきました。
流産手術でソウハしているので、タイノウや、赤ちゃんではないと思いますが…(けっこう大きかったし…)なんだったのかは謎です。

薬:抗生物質(トミロン)、鎮痛剤(ロキソート)、子宮収縮剤(パルタン) 朝、昼、晩、食後に服用。

【手術から3日目】
朝、痛みもなく出血量も生理2日目~3日目ぐらいだったので、普通に出勤。
特にツライと感じることもなく、休んだ分がたまっていたため、23時まで仕事…(やりすぎですよね…)
主人と待ち合わせて近くの居酒屋さんで外食(もちろん私はアルコールナシです)
食事中に出血を感じたため、早々に切り上げて帰宅。
出血量は生理2~3日目位の量。
痛みは特にありませんでした。

薬:抗生物質(トミロン)、鎮痛剤(ロキソート)、子宮収縮剤(パルタン) 朝、昼、晩、食後に服用。

【手術から4日目】
朝方、痛みで目が覚める。
とにかくお腹が痛い・・・!鎮痛剤を飲んだところ、少しおさまったものの、
様子見のために、仕事を休むことに。
午前中は布団で休んでおり、痛みが引いたため、午後からはテレビを見ながら横になっていました。
夕方から再び腹痛が開始…。
痛むところは、右の卵巣(?)の付近と同じところが断続的に痛みました。
私にとって「いつも生理の時に痛くなる場所」です。
右の卵巣から下、足の付け根から膝ぐらいまで全体的に痛い…。
鎮痛剤を飲むものの、全く効く気配なし…。結局一晩中痛みに耐え続けました。
出血は生理2~3日目の量。

薬:抗生物質(トミロン)、鎮痛剤(ロキソート)、子宮収縮剤(パルタン) 朝、昼、服用。
(これで病院からもらった薬はいったん終わり)

【手術から5日目】
結局痛みで、一睡もできませんでした。
さらに、痛みから、嘔吐の症状まで出てしまったため、
朝、病院の緊急窓口に連絡して、急遽、予約を入れて朝一番で診てもらうことに。
タクシーで向かいました。待ち時間も耐えられないぐらいの痛み…。
内診では、「子宮はきれいになってきています」とのこと。出血はまだ続くけれど、中はキレイになってきているようです…。
とにかく痛いことを告げたところ、
血液検査の結果を見て、大丈夫だったら、座薬の薬を出してくれるとのこと。
血液検査の結果は10分位で出ました。
炎症が少し起きているが問題のない範囲とのこと。
痛みは、子宮の収縮によるものだと思われます、とのことでした・・・。
座薬の痛みどめを使うと、痛みは治まるけれど、収縮も弱くなってしまうので、
出血がダラダラと続きますが、いいですか?と先生。
「いいです!(痛いよりはマシ…)」と言い切ったところ、その場で座薬の痛み止めをいただき、少し時間を置いてから帰宅しました。
また、その際に、トミロン(6錠)、ロキソート(6錠)、座薬の痛みどめ(4個)を処方してもらいました。

それにしても…子宮の収縮は、陣痛みたいなものですから、と先生に言われましたが、ここまで痛いか!?という位の痛みでした。
座薬の薬もあまり効いている感じがせず、少しは痛みがマシになったものの、痛みを抱えたまま横になっていました。
昼食後、さらに、ロキソートを服用。
夜になり、また痛みがひどくなってきたので、座薬の痛みどめを使いました。
夜中になり、ようやく痛みがおさまってきたような…。
出血量は、ぐんと減りました(子宮の収縮を抑えたためだと思われます)
内診してもらったせいか、午後に一度、大きめの塊が出ました。

【手術から6日目…本日】
薬のお陰か、腹痛はまったくありません(良かった…)。
しかし、朝から酷い頭痛…。
昼食後、頭痛がひどいので、頭痛解消のため、ロキソートを服用。
現在に至ります。

とにかく、一昨日から昨晩までは「死ぬかと思った…」という言葉がぴったりでした。
痛くて痛くて、何も食べられないし、
痛みから来る嘔吐の症状もあり、何か食べないと鎮痛剤が飲めないのに、
吐き気がするので食べられない…
とにかく痛みが取れない限りはどうしようもできない!
という状況でした…。

今は、とりあえず、落ち着いています。
このままおさまってくれたらいいのですが…。

まだ先のことは何も考えられません。
とにかく、流産手術というものは、心身ともに、とても大変なものなのだ・・・ということをかみしめています。

主人が文句ひとつ言わず、何から何までやってくれて、とても助かっています。
元気になったら、美味しいご飯を作ったりして、お礼をたくさんしたいと思います!

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6 Responses to “流産手術の流れと、体調の変化について”

  1. がんばる嫁 より:

    Teacoさん
    すみません、久々にblogを拝見し、、こんな悲しい事になっているのを知り驚いています。
    さぞ、お辛い事でしょう…。それでも前向きなTeacoさんの事、私は尊敬します。
    ご主人も、とても優しい方ですね。こんな時は、思い切り甘えて、家事もお休みしてください。
    一日も早く元気なTeacoさんに戻られますよう、祈っています。

    • teaco より:

      がんばる嫁さん!!お久しぶりです。
      コメントありがとうございます。
      私、つらいときに、しばしば、がんばる嫁さんのブログ拝見しておりました。
      そして「私もがんばろう」と励まされています。
      (今度はコメントも残させていただきますね…)
      いろいろと思うところがあって転院されたとのこと、ぜひ新しい病院のレポも参考にさせてください。
      私の方は、手術から約2週間がたち、身体がようやく戻りつつあります。
      誰にも言えない気持ちをブログで書き、励ましていただいて、気持ちも前向きになってきました。
      少し治療はお休みしますが、私も漢方で体調を整えながら、少しずつがんばろうと思います。
      がんばる嫁さんも、カゼなどひかないよう、そして、がんばっている、がんばる嫁さんのもとに、
      元気な赤ちゃんがやってきますよう、お祈りしております。

  2. himiko より:

    Teacoさん、流産手術のあとの大変な状況がよく分かり、とても心が痛みます。
    私は昨日病院で、ようやく流産宣告を受けましたが、とりあえず自然に流れるのを待って、後日状況により手術するかしないか判断することになりました。
    手術について、不安が多かったので大変参考になりました。
    不妊治療の中で今が一番辛い時期ですが、あとは心も体も回復していくのみ。
    Teacoさんご夫婦であれば、この辛い試練を乗り越えて必ず赤ちゃんを授かれると確信しています。
    私も前向きにがんばろうと元気をもらいました。ありがとうございました。

    • teaco より:

      himikoさん、コメントありがとうございます。
      himikoさんのブログも拝見させていただきました。お互い本当につらいことですね…
      でも、同じような時期に、同じような体験をされたhimikoさんにコメントをいただけて、
      一人で戦っているわけじゃなくて、同じように戦っている方がいるんだと、
      励まされる思いがします。ありがとうございます。
      その後、体調はいかがでしょうか…。
      私の場合、手術後、痛み→出血が増える、というパターンでした。
      今は毎日お辛いと思います・・・。
      私は、2週間経ち、ウソのように出血が止まりました。出血が止まると、少し元気が出てきました。
      これからも共にがんばっていきましょう…!
      himikoさんご夫婦にまた赤ちゃんが戻ってきますよう、祈っております。

  3. びおら より:

    いやー、体調心配です。
    お仕事が忙しくてお休みできなかったのでしょうか・・・
    私は手術したときは仕事をしていましたがしっかり休みましたよ、何日か忘れたけど随分休みました。家事も全くしませんでした。といっても夫は何もしない人でその時もしてくれませんでしたが、駅前に住んでたのでなんとか買いものくらいはできたのでお弁当買ってきたりしてました。
    私も子宮収縮では死ぬかと思いました、痛くて。
    産後も痛かったですが、産後の痛みとは全く違って本当に喪失感とショックでものすごく痛かったです。あれだけは忘れられないかもしれません。
    どうぞお大事になさってください。くれぐれも無理をしないでくださいね。
    teacoさんはこうやって何でもblogに書かれて、
    それにとてもお優しくて、尊敬します。
    私が不妊治療中は、妊婦さんとか羨ましすぎて嫉妬の方が大きかったですもの。
    teacoさん本当に素敵な方。
    赤ちゃんも少しお休みしたらまた絶対来てくれます!とっても素敵なママだもの!

    • teaco より:

      びおらさん、温かいコメントを本当にありがとうございます。
      「素敵なママ」…誰もそんなこと言ってくれないので…。また涙が……。
      体調の件も気遣っていただきありがとうございます。
      2週間経ち、お陰さまで、出血もおさまり、心身ともに復活してきました!
      本当に、子宮収縮の痛みは「死ぬかと思った」という表現が適切ですよね(笑)
      流産してしまった…という心理的なものもあるのかもしれませんね…。
      いつか赤ちゃんを授かって「幸せな子宮収縮」を経験したいです。
      今の自分のように、流産を経験されて、そのあと、赤ちゃんを授かって
      無事にご出産されたびおらさんが目標なので、
      まだもう少し、頑張ってみます!(杉山産婦人科の2Fデビューをめざして…!)
      これからもよろしくお願いします。

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