07 Sep昨晩の「不妊治療ドキュメント」を見たダンナの本音。

昨晩の日テレのNNNドキュメント’10「産みたい 不妊治療2つの壁」。
見ました。
自分とも重なり、つらくなる内容でした。

東京から北九州(セントマザーですよね)まで通っている方のお話。
35歳まで仕事ばりばりで、ダンナ様と出会ったのも遅かったことから
出産時期が遅くなって、、、という話。
とってもよくわかります。。。
もう一人の方は、既に1人授かっている2人目不妊の方。
1人授かっている方はついうらやましく思ってしまうけれど、2人目不妊もきっとつらいのは同じ。

不妊治療は人によって、状況が全然違うから、同じ番組を見ても感じ方は人それぞれだと思います。
私自身は、見ていてつらい気持ちになりました。
「ああ、本当に答えがない、ゴールがないかもしれない、そういう道を自分も歩んでいるんだ」と思いました。
お金の壁、年齢の壁。2つの壁が不妊治療にはある、とテレビでは言っていたけど、それらのことから生み出される、メンタル面へのダメージ。それが一番、高い壁かもしれない…。

そして、一緒に見ていたうちのダンナ。
夫婦の形は人それぞれだと思うのですが、
うちの場合は、あまり治療内容をいちいち報告していません。
そもそも、うちの場合は、ダンナ様には全く問題がなく、不妊の原因のすべては私にあります。
赤ちゃんがほしい!と切に願っているのは、私の方だとも思います。
もちろん、ダンナもほしがってはいますが、
「いなかったら、いないなりに、2人でも幸せにはなれると思うし」
と言ってくれるダンナです。(すみません、のろけですね…)

なので、不妊治療も体外受精も、私主導で決めたこと。
痛かったり、つらかったりするのも、ある意味、私自身が決めたこと。
ダンナは少し協力してくれるだけで、私は十分です。
(あ、でも移植直後とかは、できれば家事などやってほしいと思うけど)

ダンナ様の性格にもよると思うけれど、逐一、治療の話をしない方がうまくいくこともあると私は思っています。
体外受精の説明会なども「2人で参加する方が望ましい」って病院は言っているけれど、私は、必ずしもその必要はないと思っています。

夫婦なら、なんでも共有しなくちゃいけない、
痛みやつらさをお互いに理解しなくちゃいけない…って強制すればするほど、
逆に、家が暗くなってしまうし、お互いにとっても、つらいと思うのです。

ということで、前置きが長くなりましたが。
ダンナにとっては、普段あまり私が話をしていなかったこともあり、
テレビで見る治療の現場はけっこう衝撃的だったようで
採卵の現場などは、

「うわーーーーこれ、俺、見ない方がいいかも」

「知っちゃったら、”そこまでしなくていい! そこまで子供ほしくない”って止めたくなりそう」

と申しておりました。

けっこう男性側の本音かもな〜。

奥さんが痛い思いをしていたり、つらい思いをしていたり、涙を流していたり、
全身麻酔をしていたり。
そりゃ普通に、止めたくなるでしょう。
私が部外者だったら、やっぱり「そこまでしなくても…」と思ってしまうかもしれません。

不妊治療、つらいこといっぱいあるけれど、
でも、私、そんなにつらくないと思っています。
自分で選んだことだし、チャレンジすると決めたことだから。

つらい、って言ったらつらくなる。
「まだがんばれる」って思えば、まだがんばれる!

そう思って、希望を持ってがんばろうと思います。

<番組の紹介>
NNNドキュメント’10「産みたい 不妊治療2つの壁」
“子どもを授かりたい”そう願いながら、子宝に恵まれない夫婦にとって、頼みの綱は「不妊治療」。日本で不妊治療を受けている患者は、推計47万組。しかし、そこにも大きな壁が立ちはだかる。「治療の苦しみ」、「年齢の壁」、そして「経済的な負担」だ。夢を叶えるため、高い治療費をやりくりする会社員の妻(32)…2度の体外受精で蓄えは底をついた。一方、年齢の壁を超えようと頑張る女性(41)…「これが最後」とこの夏、7回目の治療に挑んだ。番組では女性のディレクターとカメラマンが、これまでなかなか立ち入れなかった不妊治療の現場に密着し、その一部始終を記録。“リミット”に挑み、自分の子どもを世に残そうとする二人の女性の姿を追った。

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2 Responses to “昨晩の「不妊治療ドキュメント」を見たダンナの本音。”

  1. がんばる嫁 より:

    teacoさん こんにちは! 

    先日コメントを書かせていただいて以来、ちょこちょこ拝見しています。teacoさんの各文章はまとまりがあって、読みやすくて好きです。

    私は番組見ていないのですが、北九州通いされる方、結構いらっしゃるみたいですね。
    一度、Fineの講座で、セントマザーの院長が来ていて、講義を聞いたのですが、本当に優しくて…私も「この病院に行きたい!」とせつに思いました。(他の先生がKLCの院長で、淡々としていたから余計優しく見えたのかもっ)

    杉山の院長も経歴を見るとセントマザーで修業してらしたみたいですね。

    >痛みやつらさをお互いに理解しなくちゃいけない…って強制すればするほど、
    逆に、家が暗くなってしまうし、お互いにとっても、つらいと思うのです。

    そう、強制はすることないです。でも、ご自分に対しても「あれはダメ」「これはダメ」って強制するのも精神的によくないと思います。だから、聞いてもらいたいときは話してみたらいいですよ。

    >「うわーーーーこれ、俺、見ない方がいいかも」

    ひゃははっ! ウチは採卵に同席させちゃいましたっ(^◇^;) 
    http://blog.goo.ne.jp/gambaruko/e/394241f9d8a349cc59bbe1284c67489a
    恥ずかしかったです… 良かったら見てみてください。

  2. teaco より:

    がんばる嫁さん、コメントありがとうございます!
    わ〜移植に同席してくれる旦那様、なんと優しい(&勇気がある)方なんでしょう!
    レポ拝見させていただきましたが、外から見る移植の現場はインパクトありそうですね…!

    あと、確かに治療のこと、言いたい時には言うようにしていくのが自然ですよね☆
    つい我慢しがちなので気をつけます〜

    ところで、KLCは対応が淡々としていると聞きますがほんとなんですね…
    杉山産婦人科はそこまで機械的でなく、先生たちも丁寧で優しいです。
    もしKLCに今後転院するとしたら覚悟しておかないと、ですね!
    がんばる嫁さんのブログにも、また遊びに行きます!
    文章のこともありがとうございます。真面目な文章になってしまってあまり面白くはないと思うのですが(汗)、そうおっしゃっていただけるとガンバロウって思います!

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